積み木って、赤ちゃんのおもちゃとしてよく見かけるけど……。
実際「いつから遊べるの?」「うちの子、まだ積めないけど大丈夫?」って思ったこと、ありませんか?
実は、積み木で遊べるようになるのはだいたい生後9ヶ月から、積めるようになるのは1歳ごろからと言われています。
でも、成長には個人差があるし、なかなか積まないって焦っちゃうママも多いはず。

うちも、器用な上の子は0歳のときから積み木で遊んでいたんですが、下の子はうまく遊べずにしばらくしまっていたりもしたんですよね……。
そこでこの記事では、
- 赤ちゃんが積み木を積めるようになる目安の月齢
- 実際の体験談(1歳半健診での話も!)
- 初めての積み木の選び方や、遊びのサポート方法
などを、ママ目線でわかりやすくまとめてみました。
「積めなくても焦らなくて大丈夫だよ〜」という気持ちも込めて、リアルな育児のヒントをお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね◎
ちなみに、「0歳から使えるおすすめの積み木ってどれ?」という方には、こちらの記事もおすすめです↓
▶ 赤ちゃんにおすすめの積み木まとめ|0歳からのはじめて積み木ガイド


積み木っていつから遊べるの?月齢別の発達目安
「そろそろ積み木で遊ばせたいけど、うちの子、まだ積めない……。」
「1歳半健診の積み木を積むテストって、うちの子大丈夫かな?」
そんなふうに感じているママ、実はけっこう多いんです。
1歳6ヶ月の健診(1歳半健診)では、「積み木を2個以上積めるか」がチェック項目のひとつになっていて、積めないと不安になっちゃいますよね。
でも、積み木を積むようになる時期にはかなり個人差があるので、焦らなくても大丈夫◎
ここでは、赤ちゃんの月齢ごとの積み木遊びの発達目安をざっくりご紹介します。
6~8ヶ月ごろ|つかむ・なめる時期


積み木をにぎって口に入れてみたり、ポイっと投げてみたり。
この時期は「積む」ではなく、感触や重さを確かめる遊びが中心です。
9~11ヶ月ごろ|積まずに“打ち合わせる”時期


この時期の運動能力の発達はめざましく、手先もどんどん器用になります。
両手に積み木を持って、カチカチ打ち合わせて楽しむように。
でもまだ積むには早く、崩す・壊すのが大好きな時期でもあります。
1歳~1歳半ごろ|ようやく「2個積めた!」が見えてくる


早い子だと10ヶ月ごろに積める子もいますが、一般的には1歳を過ぎた頃から「積む」が始まると言われています。
健診でも目安となるのは「1歳半で2個以上積めるか」。
これは発達の目安であって、できなかったからといってすぐに問題とは限りません。
2歳ごろまでには6個程度を積めるように(目安)
この頃になると、バランスをとって積めるようになってきて、高く積むことが楽しくなる時期に入ります。
1歳半健診に向けての積み木練習は必要?
1歳半健診では「積み木を2個程度重ねられるかどうか」が発達チェック項目のひとつになっている自治体が多いですよね。
そこで、実際にママたちがどうしていたのかママ友にアンケートを採り、よくある4パターンをまとめてみました。
実際のママたちのケース
まったく練習せず当日ぶっつけ本番派



積み木のチェックがあると知りませんでした。なので特に対策はしなかったですが、当日ちゃんとできました。
積み木そのものが家になくて何もしてませんでした。でも健診のときはその場でやり方を教えてくれて、普通にできてました。事前に練習しておくべきかなと思ってたけど、問題なかったです。
事前にちょっと練習させた派



健診前に少し遊ばせておきました。でも、遊んでいるうちに自然とできるようになって、健診もスムーズでした!
家に積み木がなかったのでその時期だけ児童館に通って遊ばせました。当日も問題なくできました。
普段から遊んでいて自然にできてた派



普段から積み木で遊んでいたので、特別な練習はしていません。
1歳過ぎた頃には3個くらい積めていました。
家ではできてたのに健診ではできなかった



ふだんは積み木で遊んで積めてたんですが、健診では場所や雰囲気が違うせいか全然積めませんでした。積み木以外のところを重視しているのか、何も言われませんでしたが。
いろんなママたちの体験を見てみると、「練習した」「してない」「できた」「できなかった」……ほんとにケースはさまざま!
健診の前にちょっと練習させた方もいれば、ふだんの遊びの中で自然と積めるようになっていた子も。



中には「家ではバッチリだったのに、当日は緊張でできなかった!」なんて声もあって、どれも「あるある~!」と共感しちゃいますよね。
大事なのは、「ちゃんと積めるかどうか」よりも、“その子なりの成長の途中”を見守ってあげること。
健診でできなかったからといって、すぐに問題とされるわけではないですし、積み木はあくまで目安のひとつです。
それでもやっぱり心配というママは、無理のない範囲で少しずつ遊びに取り入れてみるといいかもしれませんね。
「できた!」の瞬間は、親子でちょっとした感動になりますよ♪
【体験談】わが子が積めた月齢とそのときの様子
うちの子たちの場合、「積めた月齢」はそれぞれ違いました。
上の子は、生後10ヶ月のときにジーナ社の「ベビーキューブ」という積み木を導入したのですが、さっそく2個を上手に積むことができました。







ベビーキューブは当時受講していた「ワールドワイドキッズ」という幼児英語教材についていました。
愛子様も遊ばれた素敵な積み木ですよ♪
その後も順調に積む力がついていって、1歳ごろには5個くらいは当たり前に積めるようになっていました。
一方で、下の子は少し違ったんですよね。
積み木自体は家にある状態だったので遊び始めは早かったのですが、もともとあまり器用なタイプではなく、手がプルプルして崩してしまうことが多かったです。
でも、1歳半ごろには2個をしっかり積めるようになり、「あ、できた!」という瞬間がありました。
ちなみに、下の子の1歳半健診はコ〇ナ禍だったこともあり、積み木を使ったモノのテストは実施されず(!)という状況でした。
1歳半健診で積み木がなかったという人は、他にもいるみたいです。




そしてなんと今では、身長(約100cm)くらいの高さまで、キュボロを自分で積み上げるほどに。パーツ数で言えば20個以上をバランスよく積めているということになります。



今ではすっかり積み木大好きっ子!
あらためて感じるのは、積み木って手先の器用さや性格にも左右されるということ。
誰でもすぐに積めるわけじゃなくて、その子のペースで楽しんでいけるかどうかが大事なんだと思っています。
結論:焦らなくても大丈夫!でも、ちょっと遊んでおくと安心かも◎
1歳半になる頃までに、ほとんどの子は2個程度の積み木を積めるようになると言われています。
たとえ現時点でまだ積めていなくても、数ヶ月でグッと発達が進むことも多いので、焦らなくて大丈夫です。
ただし、
- 健診で指摘されるのが不安
- うちの子、初めての場所が苦手かも?
という方は、日常の中で軽く遊ぶ感覚で積み木に触れておくと安心材料になるかもしれません。
ポイントは、練習させるというより遊びの中で慣れること。
無理にやらせるのではなく、ママやパパが積んで見せたり、一緒に笑いながら遊んだりするだけでOKですよ♪



おうちに積み木がない方は、先ほどの体験談にあったように、児童館など積み木がある場所に行ってみてください。
積み木にも、別の場所にも慣れることができますよ。
ちなみに、おうちでしっかり遊ばせたくて「0歳から使えるおすすめの積み木ってどれ?」という方には、こちらの記事もおすすめです↓
▶ 赤ちゃんにおすすめの積み木まとめ|0歳からのはじめて積み木ガイド


積み木を積めないのは大丈夫?よくあるお悩みと対処法
「うちの子、もう1歳なのにまだ積み木を積めない……。」
「興味がないのかな?」「もしかして発達が遅れてる?」
そんなふうに心配になるママも多いのではないでしょうか。
でも安心してください。「1歳で積み木が積めない」=発達が遅れているとは限りません。
積み木遊びは、実は手先の発達・集中力・タイミング・性格など、いろんな要素が関係する遊びなんです。
積まないからといって「興味がない」とは限らない
積み木を渡しても、すぐに積まない・積まずに崩す・並べるだけということもよくあります。
でもそれって、遊び方を試している証拠なんです。
まだ積まないからといって、「積み木が嫌い」「発達が遅い」と決めつけなくても大丈夫◎
手や体の使い方が追いついていないだけかも
積み木を積むには、
- 指先でしっかりつかむ力
- 手を安定させるバランス感覚
- 手と目を連動させるコントロール
などが必要です。
これらの発達には個人差が大きく、1歳を過ぎてから少しずつ積めるようになる子が多いので、今できなくても問題ありません。
遊びのなかで自然にできるようになることがほとんど
積み木遊びって、教え込むものではなく、“できた!”の達成感を自分で見つけていく遊びです。
無理に積ませようとするよりも、
- ママやパパが楽しそうに見本を見せる
- 並べたり崩したりする遊びもOKとする
- 少しでも積めたら思いっきり褒める
そんなやりとりのなかで、ある日ふと積める瞬間がやってくることが多いですよ♪
このサイトに「1歳 積み木 積めない」という検索キーワードでたどり着いている方がけっこういらっしゃるようです。
それだけ、同じように悩んでいるママやパパがたくさんいるということでもあります。
だからこそ、今できなくても気にしすぎなくて大丈夫。
大切なのは、その子のペースで「楽しい!」を感じながら成長していくことなんです。
初めての積み木の選び方|赤ちゃん向けのポイント
ここまで書いてきたように、積み木を積む力って、実はあせらなくても成長とともに自然と身についてくるものなんです。
でも、「ちょっと心配だな」「何かできることがあれば」と思うママにおすすめなのが、ふだんの遊びに積み木を取り入れてみること。
おうちにひとつ積み木セットがあるだけで、遊びながら自然と積む力が育っていきますよ。
そうすると、1歳~1歳半ごろには「いつの間にか積めるようになってた!」なんてことも♪
赤ちゃんにぴったりな積み木を選ぶときは、以下のポイントをおさえると安心です◎
- 安心して遊べる大きさか
- 舐めても大丈夫な素材か
- 赤ちゃんが興味を持ってくれそうか
まず、小さすぎるパーツはNG! 赤ちゃんの手で握りやすく、かつ誤飲の心配がない4cm以上の基尺がおすすめです。
角が丸く面取りされているものだと、より安心して遊べます。
またこの時期はなんでもお口に入れて確認する時期。天然木やお米由来など、舐めても安心な素材かどうかをまずチェックしましょう。
それから、カラフルだったり、音が鳴ったり、手触りが楽しかったり。
視覚・聴覚・触覚を刺激する積み木は、赤ちゃんの興味を引きやすく、遊びが自然と広がります♪
そんな「0歳から安心して遊べる積み木」について、素材やサイズ、安全性などもふまえてまとめた別記事はこちら。
\0歳からOK。赤ちゃんにぴったりの積み木まとめ/


積み木遊びのサポート方法|積めるようになるためにできること
積み木って、「はい、積んでね」って渡したからといって、すぐに積めるようになるわけじゃないんですよね。
むしろ、最初は崩す専門だったり、投げちゃったり……なんてこともよくある話。
でも大丈夫。大人がちょっとだけサポートすることで、赤ちゃんも少しずつ「積めた!」の感覚をつかめるようになっていきますよ◎
ここでは、ママ・パパができるちょっとしたサポートのコツをご紹介します。
1. まずは見せてあげる!一緒にやってみる
「積み木ってこうやって遊ぶんだよ~」と、親がやって見せることが一番の教え方。
「積んだら崩れた!」「おお〜高くなったね!」なんて、声をかけながら一緒に遊ぶだけでOKです。
赤ちゃんは、大人のやっていることをよーく見ているので、無理にやらせようとしなくても、興味がわいて自然にマネしようとしますよ。
2. “崩す→積む”のステップを楽しむのもアリ
対象月齢の目安:9ヶ月〜1歳ごろ
最初はどうしても「積む」より「崩す」になりがちですが、これも立派な積み木遊びの一歩!
まずはママが積んで、「どうぞ〜」と赤ちゃんに渡し赤ちゃんが「ばぁーん!」と崩すだけでも大盛り上がり♪
崩すことから楽しんで、そのうち自分で積んでみたくなる日が来ますよ。
3. 平面から始めて、立体へ少しずつ


対象月齢の目安:10ヶ月〜1歳半ごろ
いきなり高く積もうとすると、グラグラして崩れやすいので、まずは床に並べるだけでもOK!
「道みたいだね〜」「電車通れるかな?」と話しかけながら並べていくだけで、遊びになります。



手先の使い方を覚える練習になるうえに、ごっこ遊びも楽しめて一石二鳥◎
そこから少しずつ、2個、3個と積めるようになれば上出来。
平面→立体というステップを意識してあげると、赤ちゃんにもやさしいですよ◎
4. 「楽しい!」が一番の成長スイッチ
ついつい「積んでほしいな〜」と期待しちゃいがちですが、教え込むよりも、楽しい時間を一緒に過ごすことが一番大切です。
遊びのなかで自然とできるようになるものだから、焦らずに、笑いながら今日も「積めなくても楽しかったね〜」で大丈夫♪
ポイントは「積めなくても楽しい」「積めたら大喜び」!
積み木あそびは、ママの声かけや関わり方ひとつで、ぐんと伸びる遊びです。
ぜひ、日常の中で少しずつ取り入れてみてくださいね◎
そして「遊び方がわからない?」「興味なさそう……」そんなときこそ、ママやパパが楽しんでいる姿を見せてあげるのが一番の近道。
少しずつ積めるようになる喜びを、親子で共有していけたら素敵ですね。
まとめ|赤ちゃんが積める月齢には個人差がある


積み木って、「いつ積めるようになるんだろう……?」と気になりますよね。
でも、赤ちゃんの発達には本当に個人差が大きいので、焦らなくて大丈夫◎
大切なのは、上手に積めることよりも「積み木って楽しい!」と感じてもらうことが第一歩。
そのうち、ふとした瞬間に「え、積めた!」という感動がやってきますよ♪
今回のまとめはこちら。
- 積み木を積めるようになるのは、だいたい1歳~1歳半ごろ
早ければ10ヶ月で積む子もいれば、もっとゆっくりの子もいます - 1歳半健診のテスト対策は基本いらないけど、心配なら軽く遊ばせておくと安心
無理に練習する必要はなし!遊びの中で自然に慣れていければOK - 普段から積み木で遊ばせることで、手先の器用さや集中力が少しずつ育っていく
崩す、並べる、見立て遊び……なんでも立派な積み木遊び!
「じゃあ、どんな積み木を選べばいいの?」という方は、こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪


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