「キュボロってすごく魅力的……でも値段が高すぎる!」そう思ったことはありませんか?
あの藤井聡太さんが幼少期に遊んでいたことでも有名なキュボロ。木のぬくもりや緻密な仕組みは一度見たら忘れられないほどの存在感がありますよね。
「子どもにも遊ばせたい!」という気持ちになるのも当然です。
でも、正直なところお値段はなかなかのもの。「キュボロはなぜ高い?」記事でも解説しているようにちゃんと高い理由があるのですが、もし買って全然遊ばなかったらどうしよう、と不安になる方も多いと思います。


そこで本記事では、キュボロの代わりに検討できる類似品・代用品を徹底的にご紹介します。
もちろん、中には「パッケージからしてこれ完全にパクリ!」と感じる商品もあります。そうしたものはおすすめしません。

私自身、子どもには“ホンモノの良さ”を体験してほしいと考えているからです。
その上で、実際に多くの家庭で愛用されていて、市民権を得ている良質な代替品については(おすすめではないですが)正直に取り上げています。
特におすすめできるものには◎マークをつけているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ここで紹介した類似品のほかにも、人気の知育おもちゃはたくさんあります。
「どんなものが売れているのか気になる!」という方は、最新ランキングもぜひチェックしてみてくださいね。
キュボロ初心者のための、選ぶべきセットを解説した記事も人気です。


▶キュボロどれがいい?初心者や対象年齢別のおすすめを徹底解説
【代用あり】キュボロの類似品おすすめ一覧


まずは、キュボロの代用として検討できる類似品を一覧にまとめました。
ここで紹介するのは、
- 見た目や仕組みがキュボロに似ている類似品
- 木製で規格がしっかりしており長く遊ばれているロングセラーの代用品
です。
名称 | 基尺サイズ | 対象年齢 | 製造販売元 / 国 |
---|---|---|---|
ユリイカ デラックス | 5cm | 3歳~ | RAYWOOD(日本) |
キューブロック(CUBLOCK) | 5cm | 6歳~ | Petty Labo(製造は中国、販売は日本) |
小さな大工さん | 5cm | 3歳~ | 株式会社早田材木店(ドイツ産木材を使い日本で生産) |
組み立てクーゲルバーン | 4cm | 3歳~ | ハバ社(ドイツ) |
コロロステップアップ | 4cm | 3歳~ | つみきや(日本) |
スカリーノ(Scalino) | 4cm | 3歳~ | スカリーノ社(スイス→セルビアに移動) |
サイロバ(Sairoba) | 6cm | 5歳~ | ヴァイツェンコルン社(スイス) |
マザベル(Mazabel) | 4.5×4.5×1.5cm | 3歳~ | エトボイラ社(タイ) |
そのほかにも「ロジック(基尺4.8cm)」や「HUIZORBIT(基尺5cm)」といった商品もあります。
ただし、ロジックは基尺が4.8cmとほんとうに中途半端で他の積み木との互換性が取れません。
また、HUIZORBITはパッケージや商品説明からも模倣感が強く、日本語表記も不自然なため、本記事ではおすすめとしては取り上げません。
簡単な選び方
- パーツ数が多い方がいい
→ 小さな大工さん、ユリイカ デラックス、組み立てクーゲルバーン、スカリーノ - 品質や安全性を重視したい
→ 小さな大工さん、組み立てクーゲルバーン、コロロステップアップ、スカリーノ、サイロバ、マザベル - 拡張セットなしでコンパクトに完結したい
→ キューブロック、マザベル - 他の5cm基尺の積み木と互換性が欲しい
→ 小さな大工さん
キュボロの類似品を詳しく解説
それぞれの商品を詳しく解説していきます。比較はキュボロで一番大きくて人気のスタンダード50と行います。
ユリイカ デラックス
「ユリイカ デラックス」は、見た目も遊び方もキュボロにとてもよく似た日本製のおもちゃです。ホビー用品を企画する会社が、国内工場で1つひとつ丁寧につくっている安心感も魅力。
キュボロが本家ということを忘れないでくださいね……。
キュボロとの違い
- パーツ数はユリイカの方が多い(66個 vs キュボロ50個)
- 対象年齢はユリイカが3歳~(キュボロは5歳~)
- 原産国はスイス製のキュボロに対し、ユリイカは日本製
- 価格はユリイカの方が約27,000円も安い
パーツの比較
商品 | キュボロ (スタンダード50) | ユリイカ (デラックス) |
---|---|---|
穴あきブロック | 30 | 31 |
立方体ブロック | 19 | 11 |
長方形ブロック | 0 | 2 |
ビー玉受け | 1 | 1 |
スロープ | 0 | 1 |
ドミノ | 0 | 20 |
合計 | 50 | 66 |
パーツ内訳を比べてみると、ユリイカはドミノパーツが20個と多いのが特徴。
正直「ドミノはそこまで必要ないかな」と感じるんですが、穴あきブロックの数はキュボロとほぼ同じなので、玉の道を作る面白さは十分に味わえます。
安全性と品質
ユリイカは国内工場で月に100個限定生産されており、職人さんが一つひとつ仕上げています。
さらに、ヨーロッパの安全基準であるCEマーク取得済み。木の手触りもよく、小さなお子さんでも安心して遊べますよ。
気になる点
ユリイカは、勢いでビー玉を転がしたりドミノで遊ぶ楽しさが強めで、流れやルートをじっくり考える「思考遊び」というよりは、動きそのものを楽しむおもちゃという印象です。
一方で、本家のキュボロは設計が非常に緻密。作り方冊子がついていたり、公式コンテストが開かれていたりと、遊びを通して「考える力」を育てる仕組みがしっかり作り込まれています。


この点が大きな差であり、「知育玩具」として長く価値を発揮するのはやはり本家キュボロだと言えます。
ただし、価格差はやはり大きいもの。ユリイカは国内生産で安心感があり、パーツ数も多く、「まずは玉の道あそびを気軽に試したい」「予算を抑えつつ国産を選びたい」という方には検討する価値があります。
ユリイカがおすすめな人
- まずは玉の道あそびを気軽に試したい
- 日本製という点を重視したい
- 拡張セットを追加してどんどん遊びを広げたい
- 最初からパーツ数が多い方がうれしい


↓小さめのベースセットあり


キューブロック(CUBLOCK)
「キューブロック」は、見た目も遊び方もキュボロとほぼ同じ。ブロックを組み合わせてビー玉の通るコースを作る仕組みです。
正直、パッケージデザインからして「キュボロを意識して作られたんだな」と丸わかりですが……。価格の安さやシンプルさを求める方には選択肢のひとつになります。


キュボロとの違い
- パーツ数はキューブロックの方がやや多い(54個 vs キュボロ50個)
- 原産国はキュボロ=スイス、キューブロック=中国製
- 拡張パーツはキュボロにあり、キューブロックにはなし
- 価格差は約37,000円(キューブロックの方が圧倒的に安い)
パーツ構成を見ても、キュボロとほぼ同じつくり。立方体パーツが少し多い程度で、コースの組み方自体は大きく変わりません。
パーツの比較
キュボロ (スタンダード50) | キューブロック | |
---|---|---|
穴あきブロック | 30 | 30 |
立方体ブロック | 19 | 23 |
ビー玉受け | 1 | 1 |
合計 | 50 | 54 |
安全性と品質
素材にはFSC認証を受けたヨーロッパ産のブナ材が使われており、基本的な安全性は確保されています。木の手触りや質感も良く、積み木としては安心して使えます。
365日の品質保証もついています。
気になる点(口コミより)
- パーツの高さが微妙にそろっていない
- 商品説明と実際のパーツ数が違うことがある
- トンネル内部のがたつきでビー玉が止まってしまう
- 付属ビー玉の精度が低い




「組み直せば遊べるけれど、そのたびに最初からやり直しになるのがストレス」という声も多く、クオリティ面ではやはり本家には及ばない印象です。
キューブロックがおすすめな人
- キュボロに近い遊びを低価格で試してみたい
- 拡張セットは必要なく、基本セットだけで満足できる
- 原産国には特にこだわらない


小さな大工さん
「小さな大工さん」は、日本の工房で丁寧に作られている木製積み木。
5cm(小さな大工さんでは50mmと表記)基尺のため、キュボロと同じスケールで遊べるのが魅力です。
私自身、実際に触ったときのぴったり吸い付くような感触に驚きました。積んでもまったくスキマができません!



すべすべすぎて感動するほどの仕上がりで、長く愛されてきた理由がわかります……!
↓うちにある小さな大工さん(40mm)


特徴と魅力
- 基尺50mmでキュボロと互換性あり
- 単品パーツが24種類あり、必要なものだけ買い足せる
- 精度が非常に高く、ぴったり吸い付くように組み合う
- 国産の安心品質で、木のぬくもりをしっかり感じられる
市販セットの中でも「うずまきボードが入った積み木とレールのセット」は大人気。
このセットをベースに、スロープやトンネルなどを後から追加して自分好みに組み替えられます。
小さな大工さんには50mm基尺のほかに、45mm・40mm・30mmのシリーズもあります。45mmと40mmはレールセットや単品パーツもそろっているので、好みに合わせてサイズを選べるのも魅力ですよ。



送料のみでもらえる積み木のサンプルもぜひ試してみて!
基尺(モジュールサイズ)の違いによって互換性や遊びやすさが変わるため、詳しく知りたい方は「積み木の基尺まとめ記事」も参考にしてくださいね。


安全性と品質
「小さな大工さん」は長年、保育園や幼稚園でも採用されてきた実績があるおもちゃ。
国産木材を丁寧に加工しているため、手触りもよく、角の処理も安全に配慮されています。遊ぶたびに木の心地よさを感じられる点も大きな魅力です。
小さな大工さんがおすすめな人
- キュボロと互換性のある代用品を探している
- 必要に応じて単品パーツを追加していきたい
- 国産の品質と木の手触りにこだわりたい
代用品とはいえ、品質の高さや互換性の安心感から、むしろ長く使える選択肢として検討する価値のあるセットです。


組み立てクーゲルバーン
「組み立てクーゲルバーン」は、ドイツの老舗メーカーHABA社が手がける木製ビー玉転がしセット。
基尺は積み木でもっとも多い4cmで、同じサイズの積み木を土台として組み合わせられるため、どんどん拡張できる自由度が大きな魅力です。
特徴と魅力
- 基尺4cmなので、他の4cm基尺の積み木と互換性あり
- スロープパーツが多めで、道の流れを楽しみやすい
- 角の面取りが浅く、積木としても安定して積みやすい
- ごっこ遊びとの相性が良く、人形や小物を置いて情景を広げられる
「道をつくる」感覚が強く、玉が転がる様子を楽しむだけでなく、街や冒険のような物語遊びに発展させることもできます。




積み木遊びとごっこ遊びを両立できるのは、このおもちゃならでは♪
安全性と品質
HABA社は世界的に評価の高いドイツの玩具メーカー。
木材の品質・安全基準ともに信頼でき、ヨーロッパ規格の厳しい基準もクリアしています。角が立ちすぎないよう仕上げられており、小さな子どもでも扱いやすいです。
組み立てクーゲルバーンがおすすめな人
- 基尺4cmの積み木をすでに持っていて、組み合わせて遊びたい
- スロープを中心に「道づくり」を楽しみたい
- ごっこ遊びや人形遊びと組み合わせて楽しみたい
- 信頼できる海外メーカーの品質を重視したい
キュボロのような立方体設計の精密さとは方向性が少し違いますが、物語性やごっこ遊びに広げやすい点で大きな魅力がある代用品です。


コロロステップアップ
「コロロステップアップ」は、日本のつみき専門店「つみきや」が手がけるビー玉転がしセット。
2018年に「グッド・トイ」に選ばれた実績もあり、安心して遊べる国産おもちゃとして人気です。
特徴と魅力
- 基尺4cmで扱いやすいサイズ感
- 高さが縦横の半分のものもある独特の設計で、コースづくりにバリエーションが出やすい
- パーツ単体の買い足しも可能で、遊びを広げやすい
→コチラからパーツ一覧が見られます - 付属ビー玉はスモークカラーでとてもかわいい
わが家でも愛用しているのですが、特に下の子は朝起きるとまずコロロに向かうほど夢中。
サイズがコンパクトなので、小さな子でも扱いやすく、達成感を得やすいのも魅力です。




コロロで十分に遊びこんでから、ステップアップとしてキュボロに移行するご家庭も多いです。
実際、わが家も「まずはコロロでレベルアップ → その後キュボロ」という流れで楽しんでいます。
小さめサイズならではの手軽さがありつつ、玉の道あそびの面白さにしっかり触れられる入門編といえますよ。
安全性と品質
国内生産で品質管理もしっかりしており、木の手触りも心地よい仕上がり。国産ブランドならではの安心感があります。



さすが積み木の「つみきや」品質です!
コロロステップアップがおすすめな人
- 小さな子どもでも扱いやすいコンパクトサイズが良い
- 国産の安心感を重視したい
- 「まずは手軽に玉の道あそびを体験させたい」と考えている
- 将来的にキュボロなど本格派へステップアップしたい
まさに「キュボロへの入門編」としてピッタリの代用品。初めての玉転がしセットに迷っている方には、安心しておすすめできる存在です。
スカリーノ(Scalino)
「スカリーノ」はスイス生まれの本格派ビー玉転がし。NHK「ピタゴラスイッチ」でも使われていたことで有名です。
スロープが豊富に含まれており、複雑なコース作りができる自由度が大きな魅力。玉の道遊びが大好きな子にはたまらないセットです。
特徴と魅力
- スロープの一端に穴があるため、玉が飛び出しにくく安定感あり
- スロープパーツが多く、複雑で長いコース作りが可能
- 基尺4cmで、同じサイズの積み木と組み合わせて遊べる
- 身近な家具やブロックを活用し、ジャンプや高低差を取り入れた遊び方もOK




「シビアに積まなくても遊べる」ので、子どもの発想力に任せた自由なコース作りができるのもスカリーノの面白さ。
わざと高さを変えてビー玉をジャンプさせたり、別のおもちゃや家具と組み合わせたりと、子どもが遊びを拡張しやすい仕組みが整っています。
安全性と品質
スイス製ならではの精度と木のぬくもりを感じられる仕上がり。面取りも適度で扱いやすく、小さな子でも安全に遊べます。
注意点
現在、日本では販売終了しているか取り寄せ対応となっている場合があります。気になる方は早めの購入検討がおすすめです。
スカリーノがおすすめな人
- 本格的なスイス製を選びたい
- スロープ多めで自由なコース作りを楽しみたい
- 「ピタゴラスイッチ」のような複雑な動きに憧れている
- 家具や他のおもちゃと組み合わせてダイナミックに遊ばせたい
自由度の高さ×本格派の安心感を兼ね備えたスカリーノ!
キュボロに比べて設計の厳密さは緩やかですが、そのぶん「子どもの発想を伸ばす遊び方」が広がる代用品です。


サイロバ(Sairoba)
「サイロバ」は、スイスのヴァイツェンコルン社が手がける木製ビー玉転がしセット。
基尺6cmと大きめで、存在感のあるデザインが特徴です。
さらに、レールに音階プレート(鉄琴)を組み合わせてメロディを奏でられるというユニークな仕組みがあり、世界的にも珍しい「音楽が生まれる玉の道」として愛されています。
↓公式動画でよくわかります
「ドレミファソラシド」の音階がすべてそろっているメッゾが基本セットになります。


特徴と魅力
- 基尺6cmの大型サイズで、玉の流れが見やすく、小さな子でも扱いやすい
- ブロック+レール+音階プレート(鉄琴)を組み合わせて演奏ができる
- 好きな曲を再現したり、オリジナル曲を作ったりできる、無限の創造性
- 美しい音色と画期的な構造で、大人まで夢中になれる
- 2012年度「グッド・トイ」認定、2013年度「キッズデザイン賞」受賞
なんといっても、大きなサイズで遊びながら音楽を奏でられるのが魅力。子どもから大人まで楽しめるおもちゃです。
美しい音色と画期的な構造は高く評価され、2012年度「グッド・トイ」、2013年度「キッズデザイン賞」を受賞しているくらいです。
さらに付属の「サイロバはじめてBOOK」には日本語の解説や作品例が掲載されていて、演奏は難しそう……と感じる方でも、初めてから安心して楽しめますよ。
安全性と品質
素材には100%天然のブナ材を使用し、スイスの自社工場で職人が一つひとつ丁寧に手作り。最後の仕上げまで自社で行い、人の手・目・耳による徹底した検品体制を敷いています。
その高品質と耐久性は世界的にも評価され、日本でも複数の賞を受賞しました。
サイロバがおすすめな人
- 玉の道あそびに音楽的な要素も加えて楽しませたい
- 大人も一緒に遊べる本格派を探している
- 大きめサイズで扱いやすく、見た目にもインパクトのある玩具が欲しい
- ものづくりや音楽の創造体験を子どもに味わわせたい
サイロバは、大きくて見栄えがあって子どもにも扱いやすい代用品として、キュボロとはだいぶ方向性が違いますが、“ゆったり遊ぶ”“見た目も楽しむ”“子どもの手で玉を追いやすい”というニーズには強く応えられる選択肢だと感じます。
ただの玉の道ではなく、「音楽と遊びを融合させた特別な体験」を提供してくれる素敵なおもちゃ。
大きさ・音色・品質すべてにおいて唯一無二の存在感がありますよ。


マザベル(Mazabel)
「マザベル」は、タイの木製玩具メーカーVOILA社の玉転がしセット。
タイル型のパーツ(4.5cm基尺)を組み合わせて、平面迷路・立体迷路・すごろくと多彩に遊べます。


特徴と魅力
- 3歳から遊べる入門向け。成長に合わせて立体迷路やすごろくへ発展
- 木枠の傾斜を3段階で変えられ、難易度調整が可能
- すべすべの木製パーツで安全性も◎
- 「グッド・トイ」や「キッズデザイン賞」を受賞




気になる点
- パーツの安定性がやや弱く、高く積むとズレやすい
- 追加セットがない
- コマや玉は小さめで紛失に注意
キュボロのような見た目の立体迷路に挑戦すると、パーツ同士のズレや安定性の確保が難しいです。慣れるまでは親や兄姉がサポートしたほうがスムーズかもしれません。


また「もっと複雑な迷路に挑戦したい」「高く積んで玉をジャンプさせたい」と考えるお子さんにとっては、パーツ数や木枠の幅が少し物足りないと感じることもありそう。買い足し用のセットはないので、その場合は2つ買うことに……。
さらに、小さなボールやコマ類は紛失しやすいため、収納や遊び場所の工夫が必要という声もあります。
おすすめな人
- まずは小さな子でも扱いやすい平面迷路から始めたい
- 迷路・積み木・すごろくと幅広く遊ばせたい
- 自由度の高い知育玩具を探している
キュボロとは方向性が違いますが、多機能で長く遊べる代用品としておすすめできます。




キュボロの類似品を選ぶ際に重視するポイント4つ


「どの代用品がうちに合うのか?」を考えるとき、まず押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
- 品質・精度
- 予算に合うかどうか
- 基尺・互換性
- 拡張性と遊びの方向性
品質・精度
木製でビー玉を転がすおもちゃは、加工精度が命。
精度が甘いと玉が止まったり、組み直しのたびに振り出しに戻るストレスが増えます。
小さな大工さん、組み立てクーゲルバーン、コロロステップアップ、スカリーノ、サイロバ、マザベル が安心しておすすめできます。
予算に合うかどうか
キュボロは精密加工の木製玩具なので、どうしても値段は高め。ですが類似品や代用品は本家よりは安く手に入ります。
- 類似・代用品は1~3万円台と幅広い
- 本家と比べれば半額以下で手に入ることが多い
- 拡張や追加購入を見据えるなら、最終的な総額で判断を


基尺・互換性
基尺(積み木の一辺の長さ)が合えば、他の積み木と組み合わせて遊べます。
- 6cm:サイロバ
- 5cm:小さな大工さん、ユリイカ デラックス、キューブロック(キュボロと互換性あり)
- 4cm:組み立てクーゲルバーン、コロロステップアップ、スカリーノ
- 4.5cm/3cm:小さな大工さんに別基尺あり
詳しくは「積み木の基尺解説記事」も参考にどうぞ。


拡張性と遊びの方向性
お子さんのハマり方に合わせて選ぶと、満足度がぐんと高まります。
- 拡張セットなしでシンプルに完結 → キューブロック、マザベル
- 買い足して長く遊びたい → 小さな大工さん、ユリイカ デラックス、組み立てクーゲルバーン、コロロステップアップ、スカリーノ、サイロバ
- 遊び方の方向性
- 論理的に考える知育重視 → 本家キュボロ系
- スロープで情景遊び → 組み立てクーゲルバーン
- 音楽体験も → サイロバ


キュボロの類似品のよくある質問(FAQ)
キュボロの類似品について、よくある疑問をまとめました。
キュボロの類似品|まとめ
キュボロは高価でなかなか手が届きにくい玩具ですが、その魅力を体験できる類似品や代用品はいろいろあります。
今回ご紹介した中で特におすすめなのは、代用品として紹介した小さな大工さん、組み立てクーゲルバーン、コロロステップアップなど。
いずれも「安かろう悪かろう」ではなく、遊び方の幅や品質でしっかり選ばれてきた商品です。安心してお子さんに与えられる点が大きな魅力です。
一方で、「とにかく本家に近い見た目と構造で遊ばせたい」という方には、ユリイカ デラックスが類似品の中では最有力候補。
パーツ数が多く、国内生産で安全性も高く、価格も本家より抑えめなので、気軽に始めたい方には選ばれています。
まとめると
- 本格的な知育効果や長期的な価値を重視 → 本家キュボロ
- 国産・品質・拡張性を重視 → 小さな大工さん
- 手軽さや入門向け → コロロステップアップ
- 音楽や自由な遊びの広がり → サイロバ
- 多機能で幅広い遊び → マザベル
- とにかく本家に近い形で試したい → ユリイカ デラックス
ユリイカ デラックス
日本製で安心感があり、キュボロに比べて価格も抑えめ。まずは試してみたい方におすすめです。


キューブロック(CUBLOCK)
とにかく価格重視ならこれ。


小さな大工さん
国産の高品質。50mm基尺でキュボロとの互換性もあり、長く遊びやすいのが魅力です。


組み立てクーゲルバーン
スロープを中心に、物語遊びへ広がるのが魅力。積み木としても使いやすい精度です。


コロロステップアップ
グッド・トイ受賞の国産おもちゃ。4cm基尺で扱いやすく、入門編としてもおすすめです。
スカリーノ
スイス製の本格派。スロープ多めで、自由度の高いコースづくりを楽しめます。


サイロバ
音階プレートで音楽も奏でられる、唯一無二の玉の道。大人まで夢中になれるセットです。


マザベル
迷路・すごろく・積み木遊びまで楽しめる多機能タイプ。小さな子にも扱いやすいです。


どの商品を選ぶかは、「子どもにどんな遊び方をしてほしいか」「どんなポイントを優先するか」で変わってきます。
この記事を参考に、ぜひご家庭にぴったりのおもちゃを選んでみてくださいね。
類似品と迷ったあとで、やはり本家を検討したい方へ。
本家キュボロについて詳しく知りたい方は以下の記事も参考にどうぞ!




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